何故、インナーマッスルが大切なのか?

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これまでエクササイズというと太ももや腕、胸といったからだでも外側についている筋肉を鍛えることが中心でした。アウターマッスルとも呼ばれるこの外側の大きい筋肉はスポーツには欠かせない大きな動きやスピードを生み出してくれます。
一方、近年、これまでほとんど注目されてこなかったアウターマッスルのさらに奥に潜むインナーマッスルという深層筋肉を鍛えることが全身をまんべんなく効率的な筋肉づくりにつながるのです。
ピラティスが一番の目的とするのはこのインナーマッスルのエクササイズです。アウトマッスルがからだの外側にあって瞬発力を生み出しますが、インナーマッスルは持久力をもった筋肉であり、普段の生活で加齢とともに衰えがちな深層筋肉を鍛えるため基礎代謝がアップして内臓脂肪を落とし、ウェストラインもシェイプアップしてくれます。

ピラティスはからだの奥部の骨についているさまざまな筋肉を丁寧に意識しながらエクササイズできることがメリットです。外側をとりまくアウターマックスを硬く引き締めて丈夫にするウェイトトレーニングなどと異なり、内部から細かに本来のしなやかさを引き出し、からだを柔軟でやらわかなスタイルへと導いてくれます。
しかも、インナーマッスルが持つ潜在的な持久力をアップさせるので、スポーツをする人にも持って来いといえます。持久力は一般人も日常生活をサポートする大切な力ですが、アスリートやスポーツ選手にとってはからだの故障を起こさせないためにも不可欠です。怪我は誰にとっても嫌なものですが、アスリートやスポーツ選手ともなれば選手生命も左右するような一大事の時代となります。そのため、怪我の予防としてもここ数年でピラティスを取り入れるアスリートが急増しているのです。

インナーマッスルはすべての運動のベースとなる筋肉であるだけに、激しいスポーツに集中するプロから普段スポーツとは無縁なお年寄りまで幅広い層で取り入れることができます。